たなか小児科医院は、鳥取市興南町に位置しています。お子様の成長にあわせて、乳幼児から思春期を迎えたみなさまをサポートいたします。

たなか小児科医院

おくすりについて

おくすりはなるべく飲みやすいものを処方するように心がけています。問診表に飲みやすい剤型を記入していただきます。
おくすりは原則として院外処方です。
保育所での服薬が難しい場合もありますので、その場合はなるべく1日2回の服用でよいものを処方いたします。
場合によっては、漢方薬を処方いたします。飲みにくい場合は医師、薬剤師等にご相談下さい。甘いものと混ぜて服用できる場合もあります。
シロップの場合は大量に誤飲される場合もあります。ご注意ください。

抗生物質の適正使用

かぜの原因はほとんどがウイルスです。しかし、かぜのウイルスに直接有効な薬はありません。
抗生物質は細菌には有効な薬剤ですが、かぜのウイルスには無効です。また、かぜに抗生物質を投与しても、肺炎や中耳炎を予防することはできません。
中耳炎や肺炎では抗生物質が必要な場合が多くなります。かぜに抗生物質を投与し、濫用することにより、その後の細菌感染症の原因細菌に対して抗生物質が効かなくなる耐性を生じるといわれています。
以上のような理由により、細菌が原因と考えられる場合以外はなるべく抗生物質を使用しないように心がけていますので、ご理解ください。
日本外来小児科学会では下記のアドレスで抗生物質の使用ガイドラインを定めています。»詳しくはこちらから

漢方薬は効きますか?

ウイルスが原因のかぜなどに比較的漢方薬が有効です。特に赤ちゃんの鼻づまりに麻黄湯、感染性胃腸炎に五苓散、インフルエンザに麻黄湯など比較的よく使用し有効です。また、赤ちゃんの夜泣きに甘麦大棗湯、のどの痛みに甘草湯、幼児の反復する腹痛に小建中湯などが有効ですし、かつ甘くて飲みやすいです。

五苓散の座薬

子どもの感染性胃腸炎の嘔吐には漢方薬の五苓散を肛門から入れることで有効とされています。しかし、現在のところ座薬としての製剤は販売されていません。そこで、調剤薬局において特別に五苓散の座薬を作っていただいております。口から漢方薬が飲めなくても肛門から入れることで有効です。
五苓散座薬と経口補液(少量づつ塩分の多いイオ飲料:OS1などを与える)で点滴の必要な方が激減しています。

肛門周囲膿瘍と漢方薬

肛門周囲膿瘍は赤ちゃんの肛門付近におできができる疾患です。なかなか治らないで、切開したり、抗生物質を飲み続けたりすることが多くなります。最近、漢方薬の十全大補湯を服用することにより、おできが再燃しないということがわかってきました。軽快してからも服用することで早く治癒します。