爪かみぐせがある。

多くは癖のようなものです。意外と外で体を動かしているときや集中しているときには、爪をかんでいません。生活にメリハリをつけたり、外遊びを十分行うことが大切です。またお子さまの発言をしっかりと聞くことも必要ですね。

爪かみをしているときにとやかく言わないで、爪かみをしていないときに「今爪をかんでいないね!」とほめてみることもよいでしょう。

すぐにダラーっとする。

お子さまの生活時間はいかがでしょうか。小学生から高校生まで、日本の子どもたちの睡眠時間は欧米諸国と比較して非常に短いといわれています。睡眠時間の短い第一の要因はスマホ・テレビ・DVD等のメディアの長時間視聴等です。睡眠時間を十分とる生活に変えてみませんか。

そのほか、姿勢が悪いことが、ダラーとする要因の場合もあります。姿勢を良くするには普段から背筋を伸ばすように指導することのほか、外での十分な運動によって筋力がつき、姿勢が改善されるといわれています。適度な運動により、姿勢を保つ筋肉がつくられて姿勢がよくなり、ダラーとしなくなります。

扁桃腺がとても大きい。

数十年前までは、ただ大きい扁桃腺というだけで摘出手術を行った時代がありました。
しかし、現在ではただ大きいというだけでは摘出手術は行いません。繰り返し扁桃腺炎を起こし、入院や抗生物質の点滴などを繰り返すお子様の場合には、手術で扁桃腺を取り除くこともあります。

そのほか、溶連菌感染症を繰り返し腎臓炎を悪化させる場合や、睡眠中の無呼吸が長く続く場合などは摘出も考慮します。

水いぼの子どもはプールに入れますか?

原則的に入れます。水いぼは、普段の生活の中での接触により感染する可能性があります。プールの水で感染するわけではありません。

プール遊びの際は、ビート板・浮き輪・タオルの共有は止めましょう。

熱があるときの入浴は?

熱が高くてつらそうなときは、お風呂は控えましょう。一時的に熱が下がったり、微熱になったときは汗を流す程度の入浴は可能です。

熱がなくても、吐き気があるときや顔色が悪いときなどは控えたほうがいいと思います。

昨晩熱があったのですが、今朝下がりました。保育園に行ってもいいですか?

かぜの熱が2-3日続くとき、朝方は比較的熱が下がりますが、また午後から発熱することもあります。
かぜの病初期には他のお子さまにも感染しやすいですので、できれば丸1日くらい平熱を確認してから登園するのがよいでしょう。

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